バンビ文庫/ばんびぶんこ/家庭文庫


 
おはなし会
2016年3月17日

 
  絵本 いちねんせい
いちねんせい        
詩: 谷川 俊太郎
絵: 和田
小学館
 小学

この絵本は、谷川俊太郎さんの詩と和田誠さんの絵で、初めての学校生活にふみ出す新一年生の期待と不安と感動が入り交じった日常を生き生きと描き出しています。

目立つところに面だししておいたのですが、思惑通り「読んでー」という嬉しいリクエストがありました。
4月から小学校に入るS君、Mちゃん、それにすでに1年生のAちゃんに向かって読みました。
けっこう難しい言葉などある詩ですが、聞いていた子どもたち大盛り上がり、さすが谷川俊太郎作と感心してしまいました。

「せんせいが わたしの なまえを よびました
 せんせいは わたしの なまえを しってるんだね」

「わたしは たかしくんが すき 
 でも どうすればいいか わからない」


特に3人が気に入ったのは
わるくち  3人でげらげら笑いころげていました。

ぼく なんだいと いったら
あいつ なにがなんだいと いった

ぼく ぼけなすと いったら
あいつ おたんちんと いった
ぼく どでどでと いったら
あいつ ごびごびと いった

ぼく がちゃらめちゃらと いったら
あいつ ちょんびにゅるにゅると いった
ぼく ござまりでべれけぶんと いったら
あいつ それから?と いった

そのつぎ なんといえばいいか
ぼく わからなくなりました
しかたないから へーんと いったら
あいつ ふーんと いった


「一年生になった時って、どんな気持ちだったかな。どんなことを考えていたっけ」
誰もが自分の一年生のときを思い出すようななつかしい思いを感じました。

これから一年生になる子どもたちが楽しい学校生活を送れますように
ねがいを込めて読みました。



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